Bridge Repair

橋梁補修事業部
工法紹介
ラスタッフ工法
(金属補修材)

NETIS登録番号:KT-120003-A(掲載終了)

About

ラスタッフ工法とは

鋼材減肉部・孔食部における
次世代パテ補修工法

高付着・高防食(塩害に強い)を有する不陸調整パテであり、橋梁や横断歩道橋など社会インフラの防食寿命を長期維持することでLCC縮減に寄与します。
金属粉末・セラミック・特殊ポリマーによる次世代の金属補修パテ材です。
常温硬化型でスピード施工ができるほか、硬化後(鉄の約半分の硬度)はサンダー等で成形加工ができ、鋼構造物を長期間腐食と摩耗から守り、メンテナンスコスト縮減に寄与します。

Merit

ラスタッフ工法の特長

  • 特長1

    優れた付着・
    密着性

    引張せん断接着強さ20.0MPa
    (JIS K-6850)
    → シート補修の約12倍
    付着力試験9.87MPa(建研式)
    → シート補修の約3倍

  • 特長2

    腐食・摩耗・
    薬品に強い

    【耐腐食性】
     24,000時間JIS塩水噴霧試験で腐食なし
    【耐磨耗性】
     硬度が硬く、耐磨耗性に優れる
    【耐薬品性】 酸・アルカリに強い

  • 特長3

    スピード施工

    補修はケレン後の不陸調整。
    半硬化時間は約1~2時間。
    スピード補修対応可能。

Specification

ラスタッフ工法の仕様

ラスタッフ工法の概要

金属粉末、セラミック、特殊ポリマーなどにより構成される最新の金属補修材。電力やガス、上下水道、石油、鉄鋼、建築、造船、化学、運輸、通信、製紙等さまざまな設備を長期間・腐食と摩耗から守り、メンテナンスコストを軽減します。
耐腐食性は100年相当(参考値)で、設備の破損・摩耗箇所を修理・復元でき、アルミ材相当の強度に復元します。

説明動画

塩水噴霧試験

JIS塩水噴霧試験24,000時間達成

150mm×75mm×3.2mm の SPHC鋼板の全面にラスタッフ・C鋼板の全面にラスタッフ1110を塗布した。塗布後、塗装部分と素地露出部分の違いを見るために、素地に達する クロスカット(×印)を入れた。
24,000時間経過後、表面の状態を確認したところ、クロスカット部分からのさび は見られたものの、塗膜表面からのさびの発生は認められなかった。

物性及び科学安定性

試験項目 試験結果 試験方法
引張接着強さ 23.6N/㎟ JIS K 6849
引張せん断接着強さ 20.0MPa JIS K 6850
引張弾性率 6.27GPa JIS K 7161準拠
曲げ試験 79.5MPa JIS K 7171準拠
耐摩耗性(摩耗輪法) 52.0㎎ JIS K 5600-5-9
ロックウエル硬度 Rスケール115 JIS K 7202-2
体積抵抗率 4×1013Ωm JIS C 2151:(2006)準拠
付着力試験(プルオフ法) 10MPa以上 JIS K 5600-5-7準拠
耐塩水噴霧試験 24,000時間変化なし JIS K 5600-7-1
浸透性 塩水1ヶ月噴霧後塩化物イオン浸透なし 任意試験
耐油性 灯油、ガソリン168時間浸漬後変化なし JIS K 5600-6-1
耐薬品性 5%苛性ソーダ(NaOH)168時間浸漬後変化なし JIS K 5600-6-1
毒性硬化物毒性 なし 任意試験

Case

ラスタッフ工法の施工実例

横断歩道橋外面

補修前
補修中

横断歩道橋蹴上り

補修前
補修後

横断歩道橋蹴上り

補修前
補修中

フランジ補修

補修前
補修後

鋼材部穴開き

補修前
補修後

タンク内面孔食部

補修前
補修後

Document

資料ダウンロード

  • Pamphlet

    パンフレット
    (大進産業)
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