Bridge Repair
橋梁補修事業部(エレクトロリムーバー)
NETIS登録番号:QS-160043-A
About
IH式塗膜剥離工法とは有害物質を安全に除去
塗膜除去時の産業廃棄物量を軽減
IH式塗膜剥離工法は、IH加熱機能を活用した塗膜剥離装置を使用して、社会インフラの鋼製橋梁(高架橋・歩道橋・跨線橋等)や水門、タンクなどの塗膜を安全で簡易に剥がすことが出来る工法です。
本工法は、塗膜に含まれている有害物質である、鉛、六価クロム、PCBを安全に取り除くことが出来ます。
高速道路事業者様や鉄道事業者様からも大変好評を得ており、塗膜除去時の産業廃棄物量が軽減できることも併せて評価されています。
Merit
IH式塗膜剥離工法の特長-
特長1
粉塵・騒音が
少ない従来の工法とは違い、塗膜を削り取らないため目に見える粉塵が発生しません。
また、作業自体から騒音は発生せず、発電機も超低音型を使用しています。 -
特長2
抜群の施工性
気温や既存塗料の膜厚・種類による施工性に差がなく、一度の施工で下地から剥がせるのでとても効率的です。また、風で塗膜が飛散しない程度の簡易的な養生で、設置も短時間で行うことかできます。
-
特長3
高い携帯性・
経済性IH式塗膜剥離装置エレクトロリムーバーは軽量コンパクトなため持ち運びに便利です。また、発生する廃棄物も少ないためコストダウンを図ることが出来ます。
Equipment
IH式塗膜剥離装置エレクトロリムーバー
有機物性で作られた塗料は、塗膜形成後プラスチック化した固い塗膜となり構造物を保護しています。
塗膜形成後も外気温の変化により膨張収縮を繰り返し、構造物の動きにも追従しています。
この原理を利用したものがIH塗膜剥離工法で、金属面に発生した熱で有機物性の塗膜は結合された樹脂が熱により軟化し、カッターナイフで簡単に切れる位軟化した塗膜は、鋭利なスクレーパーで簡単に剥がすことができます。
IH式塗膜剥離工法により塗膜が剥がれる理由
有機物性で作られた塗料は、塗膜形成後プラスチック化した固い塗膜となり構造物を保護しています。
塗膜形成後も外気温の変化により膨張収縮を繰り返し、構造物の動きにも追従しています。
この原理を利用したものがIH塗膜剥離工法で、金属面に発生した熱で有機物性の塗膜は結合された樹脂が熱により軟化し、カッターナイフで簡単に切れる位軟化した塗膜は、鋭利なスクレーパーで簡単に剥がすことができます。
IH加熱の仕組みについて
エレクトロリムーバーは、インバーターと加熱コイルを分離して鋼材の塗膜を剥離するための機器です。
IH加熱の仕組みは、インバーター装置から加熱コイルに交流電流が流れ、加熱コイルに発生した高周波磁束が金属面にも発生し、金属内にはその磁界を打ち消す方向にうず電流が流れ、その電気抵抗により金属表面が発熱(ジュール熱)します。その発熱により金属表面から昇温し熱伝導により金属全体を加熱する仕組みです。
エレクトロリムーバーの接続方法
Procedure
IH式塗膜剥離工法の施工手順-
手順1
準備工
- ◯発電機、インバーター本体のケーブル準備
- ◯インバーター本体と加熱コイルを接続
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手順2
養生工
- ◯作業周囲の飛散防止等養生対策(足場工)
- ◯作業ステージ養生(高所作業車・軌陸車)
- ◯作業車周辺の養生
-
手順3
IH剥離工
- ◯発電機作動、インバーター本体の受電確認
- ◯施工面に加熱コイルを押し当て、加熱箇所をスクレーパーで
剥がす - ◯加熱、剥離作業の手順を繰り返し行う
-
手順4
後片付け
- ◯インバーター本体、発電機電源切断
- ◯各ケーブル取り外し
- ◯周辺飛散物清掃